マレーシアで法人を設立するにあたって現地法人に加えてもうひとつ、ラブアン法人という形態もあります。ラブアン法人は東マレーシアのラブアンで設立された法人で税制優遇措置を受けられるものです。どちらの形態を選ぶかは、それぞれの特徴をよく理解してから選ぶべきです。では、法人設立にあたっては、どのような条件が必要になるのかということで、詳しく見ていくと次のようになります。

現地法人の場合では、取締役は最低2名、マレーシアに住所を持っている必用があり、株主も最低2名です。株主の場合にはマレーシア在住ではなくても良くて、法人と株主が同じ人物でも認められます。法人が株主となっているときには、株主は1名でも大丈夫です。

資本金は従業員が75名以上を雇う製造業だと製造ライセンスを取得するために250万リンギットが必要になります。非製造業であれば100万リンギット、パイオニアステータスなど投資優遇措置を受けている企業については50万リンギットです。さらにEmploymentPassを取得するためには資本の比率によって必要な資本金が変わってきます。マレーシア100%の資本となる法人であれば25万リンギット、合弁会社は35万リンギット、外国資本が100%ならば50万リンギット、外資の流通・サービス・飲食業は100万リンギットです。

会計審査を毎年受けることが必要で、事務所は小売業や卸売業などをするのに必要なWRTApprovalや就労ビザの取得をするのであれば設置しなければいけません。