マレーシアで会社設立を実現するための形態には、支店と現地法人と駐在員事務所の三種類があります。業種によっては買収という手段で進出する日本企業も存在しています。マレーシアで会社設立を手掛ける際は、まず国家資格を有する会社秘書役に依頼する必要があります。次に会社名の予約や決定を行わなければなりません。設立する会社名については、同一の企業名や類似している商号などが存在していないのかという点をチェックします。取締役や株主を決定するステップも必要です。会社を設立する場合、発起人を兼ねた居住取締役が二名必要となります。定款と必要書類の作成や準備といった作業も欠かせません。会社設立手続きの際に、マレーシアでは定款に当たるエムアンドエーが必要条件となります。ここまで進めば、ようやく会社設立申請を行います。会社が設立できた時点においては、即座に銀行口座を開設します。事業内容によって違いがありますが、増資をする際にこの開設した銀行口座に払込資本金を支払います。ここまで終われば、就労枠の認可とワークパーミットの取得という重要なステップをクリアする必要があります。そして、第一回取締役会を開催します。大多数の業種でビジネスライセンスを取得する必要があるため、このタイミングでビジネスライセンスの取得という壁を乗り越えましょう。あとは第一回株主総会を開催し、監査人の選任や配当の決定などを実施します。煩雑な手順ではありますが、会社設立を目指し、それぞれのステップを確実にクリアする必要があります。