マレーシアで会社を設立する際には、日本の法律とはいくつか異なる点があることに注意する必要があります。まず資本金に関する違いです。日本では株式会社を設立するときには初めから資本金1000万円以上の会社を設立出来ますが、マレーシアではそれが出来ません。マレーシアではまず最初に最低払込資本金である2リンギット(日本円で約60円)を払い、会社名義の銀行口座を開設し、その口座に資本金を払込み、増資手続きをしてから実際必要な資金を入れるという手順を踏む必要があります。その他ワークパーミットと呼ばれる許可証の申請をしなければなりません。ワークパーミットとはその国で就業するために必要な許可証で、ほぼすべての業種で必要になります。このワークパーミットなしで会社を設立した場合は、たとえ従業員全てがマレーシア人であっても法により罰せられます。立ち上げたい会社が非製造業であればマレーシア国内産業省の卸小売貿易委員会に登録をしなければならない場合がほとんどです。また、製造業の場合はマレーシア投資開発庁という所に申請しなければなりません。ワークパーミットを習得するには申請以外に、一定の金額を資本金として入れなければなりません。例えば外資100%で、非製造業の場合には100万リンギット(日本円でおよそ3000万円)の払込資本金が必要になります。このように日本国内で会社を設立する際に大きく違う点が多々あります。細かいことも違いが色々ありますので、1度専門家に相談してみるのをお勧めします。